大掃除が年末の恒例行事って日本だけ?
2024年7月15日
欧米では、冬の間にストーブの利用で溜まったすすを春先にまとめて掃除する、「Spring-cleaning」が一般的。年末の大掃除は、日本独自の風習のようです。
では、なぜ日本は年末に大掃除をするのでしょうか。
日本の大掃除は、1年のすすを年末にまとめて落とす、「すす払い」という行事が起源といわれています。
すす払いは平安時代に行われていた行事で、1年間の汚れを落として気持ち良く新しい年の神様をお迎えすることを目的としています。
こうした慣習は長く受け継がれ、年神様を迎える準備として大掃除が行われてきました。
近年は、そういった側面よりも、すがすがしい気持ちで新年を迎えるための恒例行事として年末に大掃除をする人が多いようです。
しかし、先週も述べたように夏は大掃除に向いている季節。
年末のすす払いも良い風習だと思いますが、お家の中を普段からキレイに保つほうが精神衛生的にもよろしいかと思います。
年末あは簡単なお掃除のみ。
ハウスキーパーへ任せておけば大掃除に悩むことはないでしょう。