家事の時短テクニックと家事代行サービス
2021年6月14日
どんなに苦手でも、生活をしている以上は家事をしなければなりません。
面倒になって先送りにしてしまうとどんどん溜まっていき、
散らかった部屋では気持ちも落ち込んでしまいます。
家事は毎日やることだからこそ、
いくつかのコツを掴むことで、落ち着いた理想的な生活を送れるでしょう。
今回は家事が少し楽になる時短のコツを解説します。
毎日忙しくてやる気が起きないという人は、ぜひ参考にしてください。
家事のコツは「完璧を目指さない」こと
家事をスムーズにこなすコツは、「完璧にやろう」と思い過ぎないことです。
家事は頑張れば頑張るほどタスクが増え、
面倒に思ってしまいやすくなります。
そのため、毎日の家事を全て完璧にこなそうとすると、
次第に時間が足りなくなってしまいます。
特に働きながら家事をする場合、
毎日忙しく動き回っているうちに一日が終わってしまった、
休みの日は家事で一日潰れてしまう、なんてこともあります。
生活を豊かにするためには、家事にかける時間を減らし、
自由な時間を確保することが大切です。
完璧にしなければいけないと思うのではなく、
賢くサボって時間に余裕が持てるようにしましょう。
自分の時間を少しずつでも確保できるようになれば、
気持ちにもゆとりが生まれます。
まずは、毎日行う料理の時短アイデアから紹介します。
効率アップして時短に繋げるために、
「こうしなければいけない」という考えを一度捨ててみてください。
まとめて作って冷凍する
時間のあるときにおかずをまとめて作り、
冷凍しておきましょう。
毎日異なる料理を、全て作りたてで用意するのは大変な作業です。
献立を考えたり品数を考えたりと、
食事の準備を思っただけで億劫になってしまうこともあるでしょう。
一度火を通してあるので保存がききやすく、
ちょっと品数が寂しいと思ったときや、時間がない日など、
レンジで温めるだけですぐに食べられます。
一週間分の献立を考え、常備菜として作り置きしておくのもおすすめです。
キッチンバサミを活用する
食材を切る際には、キッチンバサミを活用してみましょう。
材料を切る度にまな板や包丁を使うと、
毎回洗い物が増えてしまいます。
しかし、必ずしも食材を包丁で切らなければならない決まりはありません。
ちょっとしたものであれば、キッチンバサミで十分切り分けられます。
お肉や万能ねぎなどの野菜も切りやすく、
ボウルやフライパンの上でそのまま使えるのも便利なポイントです。
肉専用のものや分解して丸洗いできるタイプのキッチンバサミなど、
たくさんの種類が販売されています。
自炊はほぼせず、食事は飲食店のテイクアウトサービスを活用しているという家庭もあります。
お店によっては栄養バランスが良く、
自炊よりもコストがかからないケースもあるのです。
自炊は外食よりコストがかからないといったイメージがありますが、
家族の食べる量や商品の価格により、高くついてしまう場合もあります。
何より、プロが作った食事を家で手軽に食べられるのは魅力的です。
続いて、多くの人が頭を悩ませやすい掃除の時短について紹介します。
掃除をする箇所は家中にあるため、
キリがないとうんざりしてしまう人も多いでしょう。
ポイントは、毎日少しずつ、ちょこちょこです。
お風呂掃除で厄介なのは、浴室に置いてあるお風呂グッズのぬめりや水垢です。
置いてある小物が多ければ多いほどぬめりがつきやすくなり、
掃除をする手間が増えてしまいます。
汚れを防止するために、お風呂にある小物類は吊るして保管するようにしてみましょう。
水垢やぬめりが付きにくくなるほか、
掃除の際に退かさなくても済むので掃除の手間もぐっと軽くなります。
浴室用にひっかけるワイヤークリップなども売られているので
買い物のついでにチェックしてみましょう。
毎日の入浴タイムにも、ちょっとした掃除をするのがおすすめです。
お風呂からあがる際、浴槽や壁を簡単に掃除すれば、
汚れがこびりついてから掃除するよりも手間はかかりません。
湯船にお湯を張っている日は、
お湯を抜きながら手で水垢をこすると、
こびりつかずにすんなり落ちてくれます。
浴室に発生しがちな水垢やカビは、
一度こびりつくとなかなか厄介です。
なるべく水垢やカビがつく前に、
こまめな掃除で予防しましょう。
家族が毎日使っているトイレも、いつのまにか汚れがこびりついてしまいます。
気付いてからでは遅いので、
汚くなってしまう前に、一日一回便器や床をサッと拭いておくのがポイントです。
特に目に見えづらい尿汚れには、
ホコリがこびりつきやすくなります。
忙しい毎日の隙間時間や、トイレのついででも良いでしょう。
毎日仕事に行く前にサッと拭くなど、
タイミングを習慣化するのもおすすめです。
最後に、洗濯を時短するコツについてご紹介します。
家族の人数にもよりますが、
洗濯は毎日出ることもあり、
まとめて行うと結構な時間がかかってしまいます。
面倒な洗濯も、コツを掴んで効率よく終わらせてしまいましょう。
多くの場合、洗濯機には「スピードコース」が備わっています。
汚れの軽いものと酷いものを分け、
あまり汚れていないものは「お急ぎコース」や「スピードコース」を活用してみましょう。
時短になるばかりではなく、水道代や電気代の節約にも繋がります。
注意点として、スピードコースはすすぎの回数が少ないため、
洗剤をあまり入れ過ぎないよう注意してください。
洗剤の量が多すぎると、溶け残りが生じることがあります。
洗濯機に乾燥機能がついているようであれば、ぜひ活用しましょう。
乾燥機で少しだけ回しておけば、
干したあとに乾く時間がぐっと短くなります。脱水後に低温で10分だけ乾燥すると、
シワが伸びやすい点もメリットです。
長時間の乾燥は衣類を傷めることもあるので、
最初は短時間から少しずつ試してみてください。
家事の軽減をするためには、便利な家電に頼るのも手段の1つです。
ハンガーラックやクローゼットなどの収納スペースがあれば、
ハンガーのまま服をしまうのもおすすめです。
服をたたむ時間が大幅に短縮できるほか、
洋服の型崩れやシワを防いだり、服を選ぶ際にも見やすくなったりと、
意外にもメリットが多くあります。
複数のズボンやスカートを省スペースでかけておけるピンチも売られているので、
そうした便利グッズも活用してみましょう。
実際に家事代行を使って変わったこと
どんなに家事を時短しても、ときには「家事を誰かに任せたい」という日があるかもしれません。
その場合には、家事を外注する「家事代行サービス」という選択肢もあります。
家事代行を使うことで、暮らしがどう変化するのかをご紹介します。
家事代行サービスとは、
プロのスタッフが自宅の家事を行ってくれるサービスです。
家事を外注すれば自分の時間が確保できるほか、
プロの技術を間近で学ぶことができるため、
さらに暮らしが快適になります。
室内の片付けや料理の作り置き、指定場所の掃除など、
いつもは手の届かない場所まで要望通りに対応してくれるのが魅力です。
サービスを依頼している間、
もちろん家事を効率よく行うコツも相談できますし、外出も可能です。
初めての家事代行で不安な場合は、
「初回お試しプラン」で試してから検討するのも良いでしょう。
「いつも時間がなくてできないキッチンシンクまで対応していただけて、
気持ちよくキッチンを使うことができるようになりました」
家事代行を利用すると、きれいに整えられた室内で気持ちよく生活できるようになります。
汚れていても気にならないという人もいますが、
きれいな家の中はやはり気持ちもさっぱりするでしょう。
また、一度きれいにしてもらうと、
ベースがきれいなため「汚さないようにしよう・きれいな状態を維持しよう」と考えるようになります。
また汚れた状態を作らないよう整理整頓したり、
ちょっとした皿洗いや洗濯をこまめにしたり、
心境にも変化が訪れることもあるのです。
溜まった家事をしてもらうのも良いですが、
一度きれいな状態に戻してもらい、
自分も掃除するためのきっかけ作りとしてもおすすめです。
普段掃除できない部分をピカピカにしてもらうことで、
気持ち良さを感じ、掃除のストレスから解放されたというケースもあります。
仕事や育児などで忙しい毎日を送っていると、
普段いくら掃除を頑張っていても、
どうしても手の届かない箇所が出てしまいます。
家事代行サービスは行ってほしい家事を要望として伝え、
限られた時間内でできる限り対応してもらうものです。
そのため、汚れ具合や時間のかかり方により、
すべて対応できるとは限りません。
しかし、優先して行ってほしい家事を伝えておくことで、
自分の家事にかかる負担を軽減することは可能です。
あらかじめスタッフには優先順位を的確に伝え、
「掃除しきれない」というストレスから解放されましょう。