クッションフロアの床掃除は?
2021年2月25日
クッションフロアとは、クッション性に優れた大きなシート状の塩化ビニル系床材のことで、
水にも強いためキッチンやトイレなど幅広く使われています。
1部屋はクッションフロアの床があるというご家庭も多いのではないでしょうか。
他の床と比べると掃除がしやすい床材ですが、実は意外と汚れやすいのです。
できれば毎日が理想ですが、こまめに雑巾がけを行いましょう。
クッションフロアのお手入れは掃除機だけでは不十分
クッションフロアのお手入れは、
掃除機やフローリングワイパーなどのみという人も多いかと思います。
クッションフロアは他の床に比べると掃除しやすく、掃除機と雑巾がけが基本です。
日頃のお手入れとしては、手軽で気付いたときにサッとできるのでフローリングワイパーもいいでしょう。
しかし掃除機でホコリなどは取ることはできますが、床を磨くことはできません。
一見フローリングワイパーでもよさそうな気がしますが、
フローリングワイパーでは細かな汚れを落とすことは難しいです。
掃除機やフローリングワイパーは手軽に掃除できるというメリットはありますが、
ウエットタイプのシートでも同様で、
キレイに掃除をするという意味では限界があります。
雑巾がけをすることで汚れを残しにくくし、
清潔に保つことができます。
雑巾がけをしないと、黒ずみやベタつきができやすくなります。
少し手間ではありますが、
毎日は難しくてもこまめに手で雑巾がけをすることをおすすめします。
クッションフロアは意外と汚れが付きやすい
クッションフロアはキレイにしているつもりでも、
よく見ると黒ずみができていたり、
ベタついていたりすることが多いです。
クッションフロアはビニール製なので、
静電気が起こりやすくホコリが付きやすいという性質があるため、
雑巾がけが効果的です。
クッションフロアの黒ずみには中性洗剤が効果的
クッションフロアを雑巾がけする前に、
掃除機やほうきなどでホコリを取り除いておきましょう。
クッションフロアに特に目立った汚れがない場合は、
水で濡らしかたく絞った雑巾で拭くだけで大丈夫です。
もし、黒ずみやベタつきなどがある場合は、
次のような方法で掃除するのが効果的です。
クッションフロアをよく見てみると、
黒ずみができていることがあります。
この汚れは中性洗剤で拭いただけでは、
なかなか落ちにくいことが多いです。
そんなときには歯磨き粉を使い古した歯ブラシなどでにつけ、
円を描くようにこすると落とすことができます。
黒ずみの範囲が狭い場合はこの方法が効果的です。
もし広範囲に広がっている場合は、
メラミンスポンジなどでも落とすことができます。
しかしクッションフロアはもともとワックスがかかっていたりコーティングされたりしているので、
強くこすることで傷が付き、
ワックスが剥げてしまうことがありますので十分気を付けて行うようにしてください。
キッチンの床は特に油が飛びやすいため、
ベタついてしまうことが多いです。
クッションフロアがベタついてしまったときは、
重曹を水で溶かした重曹水に雑巾を浸し、
よく絞ってから拭けばベタベタを落とすことができます。
汚れがひどい場合は、熱めのお湯を使いましょう。
特に油汚れは積み重なると頑固になり落としにくくなるので、
こまめに拭く習慣を付ければ時間や手間をかけて掃除することなくベタつきを落とすことができます。
重曹水をスプレーボトルに入れて常備しておき、
調理した後にサッと拭く習慣を付けておくと、
掃除がとてもラクになるのでおすすめです。
クッションフロアに限ったことではないですが、
現代で床を雑巾がけする人はどのくらいいるでしょうか。
最近は手軽に掃除できるフローリングワイパーが主流です。
わざわざ手間と労力をかけて雑巾がけをするメリットは、
床がキレイになることだけではありません。
床の傷や汚れなど細かいことに気付ける
雑巾がけはしゃがんだ状態で行うため、視線が床と近くなります。
すると今までは気付かなかった汚れや傷などに早く気付くことができるようになります。
わざわざウォーキングやジムに行く人がいるほど、
現代人は運動不足の人が多いですが、
雑巾がけなど家事や掃除を増やすことで運動量も増えて、
運動不足の解消につながります。
立ったりしゃがんだりという動作は関節なども使うため、
意外とよい運動になります。