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リモートワークでも家事と育児を両立!?その方法は?

2020年12月20日

新型コロナウィルスの影響で、

リモートワークが多くなり、

仕事と家事・育児の両立に苦労している方も多いのではないでしょうか。

今回は「リモートワークの辛いところ!」にクローズ。

家庭でのリモートワークと家事・育児を両立させるための工夫を考えていきます。

家での仕事と家事・育児を思うように両立できず、

辛いと感じているのは、多くの方の悩み。

ここでは、まず、リモートワークの家事・育児に関する辛いところをご紹介します。

 

夫が家に24時間いるのに家事をしない!

夫婦が2人ともリモートワークになるまでは、

主人が家事・育児に消極的なことに不満を感じながらも、

「外での仕事が忙しいのだからしかたがない」と黙認していた奥様も少なくないでしょう。

しかし、主人も奥様もリモートワークになってからは、

毎日24時間家にいるのに家事に協力しようとしない夫に対して、

奥様の不満が爆発してしまうことがあるようです。

家事や育児をしながら仕事をしている奥様に、

「お茶を持ってきて」「そこが汚れているよ」などと言って雑用をさせようとする、

お客様気分の主人もいるようです。

 

ワークライフバランスが崩れる!

コロナ禍以前は、忙しいながらも職場と家でオンとオフの切り分けが出来ていましたが、

リモートワークによって、それが難しくなっています。

家事・育児に追われた結果、仕事の開始が遅れたり、

予定通り仕事を終えられなかったりすることもあるはず。

その穴埋めとして深夜まで仕事をすることになったり、

業務時間があいまいになったりしている方も増えています。

ワークライフバランスの崩壊は心身に大きなストレスを与えかねず、withコロナ時代の深刻な問題です。

 

精神的にも消耗してしまっても無理はありません。

家族が毎日、一日中家にいるとなれば、

3食分の食事を来る日も来る日も用意する必要があります。

普段のお昼ご飯は職場や学校で食べてもらっていたのに、

今は昼食の準備から後片付けまでの手間が増えて負担になっているのです。

自分1人だけのお昼ご飯なら残り物などで簡単に済ませていたという方も、

家族の分を作るとなれば栄養バランスや品数などを考えなければならないため、

労力がかかります。

ときには適度に手を抜くことも必要なのですが、

妻・母親として責任感が強い方ほど、

自分に高いハードルを課してしまいがちです。

リモートワークという新しい習慣に対して、

家族の理解が十分に得られていない場合もあります。

家にいても仕事のノルマや締め切りがあったり、

上司・同僚やお客様への対応を速やかにしなければならなかったりしますよね。

しかし、家族からは「仕事を休んでいる」「それほど忙しそうに見えない」と思われる場合があるようです。

そのため、子どもから「一緒に遊んで」とねだられたり、

夫から家事や雑用を頼まれたりしてしまうことがあります。

そんなときは、「私がこんなに大変な思いをしているのに少しも理解してくれない」という気持ちになってしまうでしょう。

その度に「今は仕事が忙しいからできない」と答えるのも、

気がめいってしまうかもしれません。

在宅勤務と家事・育児を両立させるのは、

コロナ以前のやり方では難しいでしょう。

今こそ生活を変えるチャンスです。

ここからは、在宅勤務中でも無理なく家事・育児を両立させるコツを5つ、ご紹介します。
1. 家族でやることを分担する

在宅勤務になったことを機に、

現在の生活に必要な家事・育児のタスクを洗い出して「見える化」する必要が出てきます。

そのうえで、家族全員が各自できることを分担しましょう。

 

たとえば、「ゴミを出しておいて」と言うだけでは説明不足かもしれません。

「全部の部屋のゴミ箱から燃えるゴミを集めて、朝8時までに集積所に持って行って」など、

タスクを具体的に伝えるようにしましょう。
2. 家族の過ごす部屋と仕事部屋を分ける

部屋数に余裕があれば、生活するスペースと仕事をするスペースを分けることもおすすめです。

生活と仕事のメリハリをつけることができます。

 

家の間取りによっては、なかなか仕事専用スペースを確保できないかもしれません。

その場合は、リビングの一角をカーテンや本棚などで仕切るだけでも意識が変わります。

あるいは、壁に向かって作業デスクを設置し、

家族に背を向けた体勢で仕事に臨むという方法でも、

「現在、お仕事モード中」とアピールできるでしょう。
3. 家事や育児で完璧を目指さない

新型コロナウィルス感染防止対策上、

気分転換のために外出したくても思うようにならず、

家族みんながストレスを溜めやすい状態にあります。

普段は仲のよい家族でも家の中でずっと一緒にいると、

ささいなことが原因の口論やケンカが起こりがちです。

家族との関係を良好に保つため、

また、自身のメンタルを安定させておくため、

家事や育児をこなす自分への期待値を高くしすぎないようにしましょう。

SNSなどで仕事と家事・育児の両立を完璧にこなしている人を見ても、

焦らないことです。

大切なのは完璧にこなすことでなく、

無理をしすぎずに笑顔でいられる余裕を保つことだと考えましょう。

4. 掃除のルーティンを作る

家事負担の中では掃除の占める割合が大きいと感じる方が多くいます。

そこで、掃除に要する時間をできるだけ短縮できるように、

日常生活の中で手軽に掃除を取り込めるようなルーティンを作ることがおすすめです。

たとえば、お風呂やトイレ、キッチンなどの水周りは、

汚れがこびりつくまで放置すると、落とす手間が増えてしまいます。

そこで、汚れがこびりつかないよう、

使用する度にサッと拭く習慣をつけましょう。

床掃除を時短するには、家のどこでも汚れを見つけたらすぐに拭けるように、

フローリングワイパーを複数カ所に置いて、

家族の「気が付いた人」が簡単に掃除するルールにしておくのがおすすめです。

5. 食事を作らない回を作る

仕事をしている女性が掃除と並んで負担に感じる家事は、

食事の準備から後片付けまでだそうです。

朝昼晩の三食をゼロから買い出し・調理・洗って片付けるという作業は、

毎日続けるとなると、なかなか大変なことといえます。

そこで、ときには食事を作らなくてもいい回ができるように、

工夫することがおすすめです。

たとえば、日持ちするおかずや常備菜などを作り置きしておいたり、

ご飯をたくさん炊いて冷凍しておいたりすると、

少し時短になります。また、

テイクアウトやデリバリーなどを利用するのもよいでしょう。

 

6.その他.「家事代行サービス」という選択肢もある

在宅勤務や保育園・幼稚園などの休園によって家事・育児の負担が増えている現在、

「家事代行サービス」の需要が高まっているようです。

家事代行サービスを頼めば、

食事や作り置きのおかずを用意してもらったり、

掃除や洗濯を済ませてもらったりできます。

それだけでも、家事負担を劇的に軽減することが可能です。

仕事か家事・育児に追われつづけてオン・オフを付けるのが難しくなっている毎日の中、

週1日・数時間だけでも心身を休ませる時間を持つことができれば、

「すべてを自分ひとりでこなさなければならない」というプレッシャーから、

かなり解放されるのではないでしょうか。

体を休めたり、子どもとコミュニケーションを取ったりする時間と心のゆとりも生まれます。

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