家事をしたくない!と思ったときの対処法
2020年5月26日
夫婦共働き家族にありがちな悩みとして、
仕事はそれほど忙しくなくても「毎日続く家事に疲れてしまっている」ということがあります。
ましてや家事に加えて育児も行っているという夫婦には、
さらに「家事疲れ」が顕著に表われます。
リモートワークが推奨されている今、子供のお世話、家事、仕事と
手一杯なご家庭の話もよく聞く話です。
せめてWeb会議中だけでもシッターさんなどにお願いできたら・・・
といった声も聞こえてきます。
そんな毎日に疲れてしまっている方も多いのではないでしょうか。
家事のやる気が出なくなる理由の1つに、
そもそも「家事の量が多すぎる」ということがあります。
料理や掃除、洗濯など、目に留まりやすい家事だけでなく、
日用品の補充や排水溝の掃除、
洗った食器の後片付けなど、
名前が付かない小さな家事もいろいろとあります。
更にリモートワークの現状を考えると
毎度のお食事の支度や子供の世話、
大切なのが自宅でのお仕事ですよね。
1つ1つの作業量は小さくても、
総合するとかなりの作業量になります。
小さな子供がいる家庭であればさらにその量は増え、
1日で行う家事の負担はかなり大きいと予想されます。
真面目な性格や綺麗好きの性格である人ほど、
その膨大な量の家事をきっちりとこなそうと努力する傾向にあります。
しかし、また翌日には同じような家事の繰り返しが待っているため、
いくらやってもゴールが見えないという負のスパイラルを感じるようになります。
そのため、毎日の家事に疲れを感じてしまうのです。
「家事は仕事のように評価されにくい」ということも家事に対してやる気が出なくなる理由の1つです。
家事の中には「汚れたものを洗う」「散らかった物を片付ける」「無くなったものを補充する」など、
マイナスのものをゼロに戻すだけの作業もあります。
そのため、家族には「元通り=普通の状態に戻っただけ」としか見えないため、
家事をしている人の努力が伝わりません。結局、感謝もされず、
大変さも理解されない家事に対して毎日努力することにむなしさを感じるようになります。
逆に少しさぼったり手抜きしたりしてみると、
それが他の人にすぐに見つかってしまう場合が多いことも家事の辛い部分です。
手抜きをしていると思われることに不安を感じ、
休むことができずにいつまでも家事に追いかけられるような気持ちになり、
ついにはやる気が出なくなってしまいます。
家事も「労働」の1つですが、
社会に出て行う労働とは違い、
家庭内でおこなう労働はいくらやっても賃金が発生しません。
また、やって当たり前と思われてしまいがちで、
どんなに時間を割いても無償労働です。
これは、絶えず「サービス残業」を行っているかのようでもあり、
頑張っても頑張らなくても賃金をもらうことがないため「モチベーションが上がりにくい」というのが家事の特徴です。
家事のハードルを下げる
まず「家事をしたくない」と思ったときにすぐにできる対処法としては、
「家事のハードルを下げる」ということが大切です。
あれもこれもやらねばと思ってしまうと、
家事がエンドレスになってしまいます。
そこで、家事の頻度や完成度を下げることを考えてみましょう。
では、家事のハードルを下げるということはどういうことなのかを具体的に挙げてみます。
たとえば、毎日自炊をしている人の場合はすべて手作り料理にするのではなく、
何回かはスーパーの惣菜を利用してみることも方法の1つです。
また、家が多少汚れたりしても、
数日ならば気にしないでそのままにしておくというのもいいでしょう。
ただし、それには限界があるので、平日の掃除は簡易的なだけに留めておき、
土日の休みに家族全員でまとめて
行うようにするなど、工夫してみるのをおすすめします。
デメリットとしては手抜きと言われてしまう事。
お食事に関しては、バランスや健康面での心配の要素があります。
家電を活用する
「家電を利用する」というのも良い方法です。
家事をしたくないと思ったときには、
家電の力を借りることで自分の手を動かさなくても済むようになる場合があります。
最新家電にはかなり優秀な製品がありますので、
金額的に余裕があるのであればぜひ利用してみてはいかがでしょう。
ルンバなどのお掃除ロボットや、
最新のスチームオーブンレンジ、
食洗器など、
お洗濯に関してはドラム型洗濯乾燥機と
最新の家電はかなり家事の軽減になる事でしょう。
しかし、最終的には人の手になります。
お掃除ロボットのメンテナンスや
食器を食洗器にセットし洗浄後の片づけ。
お洗濯の乾燥後のたたみなどなど。
最新架電により家事のモチベーションは上がるかもしれませんね。
ご夫婦での分担を見直す
リモートワークで夫婦で顔を合わせる時間も増え、
通勤時間などがなくなり時間に余裕があるはずなのに
家事がうまく回らない・・・
現状で出来ていないのであれば、
おそらく分担を見直しても大きく改善するのは無図解いいでしょう。
解決策として家事代行サービスの定期利用
最低でも週に一度、家事代行を依頼してみるのはいかがでしょう。
全て家事フリーとはいかずとも
面倒な家事仕事を家事代行サービスにお願いしてみると
最低限、自分たちがやるべき家事仕事も見えてくる事でしょう。
お風呂の掃除やお洗濯物のたたみ、
キッチン周りの清掃と家事の選択と集中を行う事によって
かなり改善されるのではないでしょうか。
家事代行サービスのスタッフたちは、
様々な状況にも対応できるノウハウを備えていますし
頼りにできる存在と思います。
ストレスをため込んでしまう前に家事代行サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。