FIRSTコラム｜家事代行サービスならFIRST

毎日の仕事があり、子育てがあり、家事がある。

そんな中で自己研鑽にかける時間はなかなか作ることができませんよね。

時間を上手に使いこなし、自己実現をしている人も世の中沢山いますが、

すごく努力と才能が必要なことのように感じられます。

 

家事の中にあるお掃除について、

「屈み腰でお掃除していると腰が痛くなる」

「高いところのお掃除は首が痛くなる」など、

体の不具合が出てくることは、よくあることかもしれません。

しかし、その体の不具合は、

ただ単に不自然な姿勢をとっているから出てきた訳ではなく、

基本的な筋力不足が原因で出てきている可能性もあります。

 

時間の有効利用を考えると、お掃除と同時に基本的な筋力アップを目指し、

体型を整えていければ、一石二鳥となり得ます。

今回は、ちょっとした工夫で運動効果を得られるお掃除についてお話していきたいと思います。

 

■姿勢を意識したお掃除を 

床に埃がたまってくると、行うお掃除が、掃除機をかける、

ダストクロスで拭く、その床材専用のワックスがけなどが挙げられます。

屈み腰になったり、中腰になったりと肩が張り、

腰が痛くなるお掃除ですよね。

 

お掃除に取り掛かる前に、

普通に立った時の姿勢をイメージしてみてください。

腰を落としてお腹を突き出した姿勢になっていませんか？この姿勢だと、

筋肉に負担がかからないため、

楽だと感じてしまうことがあり、中には癖になっている人もいます。

 

実は、筋肉に負担がかかっていないだけで、

骨格に強い負担がかかっているため、

腰痛や肩の痛み、首の痛みの原因となってしまう場合があります。

この姿勢のまま、さらに負担のかかる動きを求められるお掃除をするとなると、

当然腰痛など不具合を起こしやすくしてしまいます。

 

そこで意識したいのが、

正しい起立姿勢。背筋をピーンと伸ばして胸を張り立つようにしてみてください。

この姿勢だけで、体中の筋肉が使われていることに気づけると思います。

この姿勢を応用して、床のお掃除をしてみましょう。

普段は面倒くさいと感じて、本当は伸びる掃除機のノズルを伸ばさなかったり、

ダストクロスも握り棒部分を伸ばして使っていなかったりしていませんか？

 

ちょっとした一手間かもしれませんが、

これだけでお掃除の姿勢が楽になるだけでなく、

正しい姿勢を維持できるため、

その状態で動くことにより筋肉の運動効果が得られます。筋

肉が使われていることを意識することで、

その効果はさらに高くなり、

運動効果を得られることにつながってきます。

 

正しい姿勢でいることで、

無理な負担が関節にかからず不具合を起こしにくくなること、

無理な負担がかからないのでお掃除に身が入ること、

運動効果を得られること、このような利点が出てきます。

 

■両腕を交互に使う

 

利き腕ばかりをどうしても使いがちになってしまい、利

き腕でない方はあまり使われていないのではないでしょうか？

実は、利き腕ばかりを使っていると、ど

うしても負担が利き腕の方へ偏り、

痛みなどの不具合を起こしやすくなってしまいます。

また、左右で筋力に差があると、

それも骨格へ負担をかけるなど、

不具合を引き起こす要因となります。

 

お掃除では、精密な作業が求められる動きは少ないように感じます。

そこで、左右の腕を交互に使って、

バランスよく動かすことを意識してみましょう。

バランスよく動かすことで、

偏りを解消することができ、

不具合の改善につながるかもしれません。

 

広い範囲の拭き掃除などは、大きな動きとなるため、

利き腕と反対の腕とのお掃除の質の差があまりないように感じられます。

そういったお掃除の場合は、

積極的に交互に腕を使っていってみましょう。

運動効果も上がりますし、

左右のバランスも整えることができます。

 

■お掃除中に軽いストレッチを取り入れてみる

ここまでお掃除したら、

軽く肩のストレッチをしようなどと決めてお掃除することで、

腕や腰や肩の張りをほぐし、

痛みの予防をすることができます。

痛みを予防することで、さ

らにお掃除を続けることができるようになり、

作業効率も上げることができます。

長時間同じ姿勢を取ったままではどうしても筋肉が張ってきてしまいます。

それをほぐすことによって、

痛みを予防し、疲れを抜くことができます。

 

ストレッチをすることで血行促進となり、

筋肉にも刺激が伝わるため、

運動効果を上げることにつながります。

長時間かかるお掃除は、

途中で嫌になってしまうことも多いと思いますが、

ストレッチをして気持ちを切り替え、

疲れを抜くことができるため、

作業効率を上げることにも、

運動効果をあげることにもつながってきます。

 

■まとめ

 

お掃除は居住環境の衛生だけでなく、

ちょっとした工夫で健康のための運動とすることもできます。

忙しい毎日で、ゆっくりお掃除することもできないかもしれませんが、

お掃除を運動にすることで、

体型を整えることにつながってきます。

運動不足を感じ、腰痛など体の不具合を感じているのであれば、

健康のために、ちょっとした工夫を取り入れたお掃除で運動してみてはいかがでしょうか。

運動にまとまった時間が欲しいと感じていても、

家事が多すぎると感じていたら、

家事代行サービスの利用を検討してみてください。