家事は趣味の一つ!?家事がなくなる未来を考察
2018年4月26日
すべての家事を外部委託する方法には「執事」や「家政婦」があげられるかと思われます。
しかし、大富豪の大豪邸における、富裕層のみの特権であるという印象が強いですよね。
確かに、家事専門の従業員を雇用するとなると、給料のほかにも健康保険や年金保障、
在宅仕事時間の生活費を支払わなければいけません。
住み込みとなると、もっと多額に費用が掛かってくるのは当然のことと言えます。
日本において、住み込みの「執事」「家政婦」を職業としている方は少なく、
ドラマなどで知られていることが一般的かと思います。
すべてを委託するとなると費用が莫大になることから、
一般家庭において、非現実的と言わざるを得ません。
家事代行サービスを利用して家事の負担を減らすことはできても、
すべての家事を代行依頼するとなると、それだけ費用がかかることになります。
今回は、家事がなくなる未来がくるか、
私の独断と偏見で考察し、お話ししていきたいと思います。
■依頼できる家事の外部委託
家事代行サービスはもちろんですが、
他にも衣類のクリーニングサービス、
配食サービス、ベビーシッターによる育児、
インターネット通販による買い物宅配サービスがあります。
お掃除はハウスクリーニングサービスを利用するなどの方法がありますが、
一つ一つ依頼をするのは大変ですし、
ベビーシッターと聞くと、費用が多額になりがちと思われますね。
しかし、上手に利用することで費用を抑えることが可能になります。
現在、こういった家事代行サービスは月額料金、時間料金、スポット料金といった料金プランがあり、
利用したいサービスに応じた、プランを利用することで費用負担を軽くすることができます。
家事代行サービスは、他にあげたサービスをほぼカバーできるプランを設定しております。
「しかし、毎日の利用はやはり費用負担が大きいのでは?」と思われますよね。確かに、
連日となると、サービス利用時間によって費用がかかってくるため、負担は当然増えてきます。
そのため、代行依頼したい家事と、自分で行う家事を分けて考え、
必要分を依頼することが費用軽減対策としては望ましいと考えます。
しかし、これでは、すべての家事がなくなるとは言えません。
■家事の自動化
家電製品における家事の自動化は年々進化してきています。
近年は、洗濯、乾燥、たたみまでやってくれる画期的なロボット洗濯機まで登場してきています。
このように、科学の進歩とともに家事の自動化家電は今後ますます増えてくることが考えられます。
掃除機はAIを搭載したものが自動で決められた範囲を掃除し、
食洗器は食器を入れれば、熱水で洗うため、衛生面においても優れていると考えられます。
家庭向け洗濯機も自動槽洗浄機能がついてきたり、
洗剤をタンクに最初に入れておけば、
その後はタンクの洗剤がなくなるまで自動で洗剤を洗濯量に合わせて入れたり、
洗濯を始めるタイミングもタイマーとスマホ操作からできるようになってきています。
今後、ますます便利な自動家電が登場してくると考えらますが、
それでも家事がすべてなくなるとは言えませんよね。
■家事代行サービスと自動家電で家事をなくすることは可能か?
家事代行サービスと自動家電の両者を合わせて利用する方法で家事をなくすることは可能か考えていきたいと思います。
家事代行サービスが毎日訪問し、自動家電を駆使し、
クリーニングサービス等も併用することで、家事を大幅に減らせる可能性はあります。
しかし、ホテル暮らしのように家事が一切なくなるかと考えるとそうではないように考えられます。
自宅で食事を食べるには、クッキングサービスを利用しても、デリバリーを利用しても、
温めや食器等、食べる準備と片付けが必要になります。
汚れた食器をテーブルの上に載せたままにしておくわけにいきませんよね。
せめてキッチンまでは持ち運んでため込み、翌日の家事代行サービスに依頼するという流れになるかと考えられます。
ホテル暮らしのように究極の家事0を求めるには、現段階では難しいと言わざるを得ません。
しかし、サービスを利用して限りなく0に近づけることは不可能ではないでしょう。
連日家事代行サービスを利用するとなると、費用も高額になりますし、
自動家電も高額のため、一般家庭において現実的ではないように感じられます。
費用の負担も家事の負担も上手に減らせるように、
家事代行サービスの利用と、自動家電の利用をしていくことが望ましいのではないでしょうか。
■まとめ
家事代行サービスと自動家電にて家事の負担を少なくすることは可能ですが、
現段階において、家事をホテル暮らしのように0とすることは不可能であると言えます。
家事負担を減らしたいというニーズが高まる現在。
ニーズから近い将来、なにか画期的な家事代行サービスが誕生する可能性があります。
そうすると、自宅に住みながらも、家事負担が0になり、家事が趣味となる時代がくるかもしれませんね。