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クエン酸とお風呂掃除

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家事代行ファースト公式コラムでございます。

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お客様宅で培った経験から得たノウハウ、

家事代行スタッフの研修にも取り入れているコツや小技などを

紹介させて頂きます。

浴室の床の汚れには、石鹸カスや水垢、皮脂汚れなど様々なものが混在しています。

そのうち、石鹸カスや水垢などアルカリ性の汚れを落とすのに酸性の性質を持っているクエン酸が効果的だといわれています。

皮脂汚れは酸性の汚れになるため、

クエン酸ではなくアルカリ性の洗剤などを使用した方が落としやすいでしょう。

浴室の床には石鹸カスや水垢・赤カビ・皮脂汚れなどの汚れが付着しています

家族の人数やライフサイクルによっても差がありますが、

毎日使用する浴室の床には様々な汚れが付着しています。

汚れの種類によって使用する洗剤や掃除の方法を変える必要があるため、

まずは浴室の床にはどんな汚れがあるのかを知っておきましょう。

石鹸カス・水垢

石鹸カスは文字通り石鹸やシャンプーなどが残留したものになります。

 水垢は水分のほか、水道水中に含まれるマグネシウムやカルシウムが蒸発した際に残ったものといわれています。

いずれもアルカリ性の汚れだと考えられます。

赤カビ

浴室に発生する赤いヌメヌメとした赤カビは、「ロドトルラ」と呼ばれる酵母菌の一種です。

繁殖力が高く、水分だけでも成長していってしまうんだとか。

 45℃以上のお湯をかけることや、

エタノールを使用することで死滅させることが可能です。

皮脂汚れ

浴室は体を洗う場所ですから、当然、皮脂汚れが付着すると考えられます。

皮脂汚れの他にも、髪の毛なども酸性の汚れに分類されます。

アルカリ性には酸性を酸性にはアルカリ性の洗剤を用いることで落としやすくします

浴室の床にはアルカリ性の汚れ、

酸性の汚れと大きく分けて二種類の汚れが付着していることが分かりました。

では、それぞれどのような方法で落としていけばよいのでしょうか?

まず、石鹸カスや水垢などアルカリ性の汚れを落とすには、

酸性の性質を持つものを使用するのがよいといわれています。

市販されている酸性の洗剤でもいいですが、

小さなお子さまやペットがいるご家庭の場合、

クエン酸の方が安心して使用できるでしょう。

また、クエン酸の他にはお酢を使用する方法もあります。

反対に、皮脂汚れなど酸性の汚れを落とすには、

アルカリ性の性質を持つものを使用するのが良いといわれています。

こちらも市販のアルカリ性洗剤を使用するより、

重曹やセスキ炭酸ソーダを使用した方が安全に使用できるでしょう。

お風呂掃除でクエン酸と重曹を併用すると床をキレイにすることができるといえます

浴室の床にはアルカリ性、酸性いずれの汚れも付着していることが考えられます。

そのため、クエン酸と重曹を併用することが効果的だといわれています。

ここでは、具体的な掃除の手順をご紹介していきます。

  1. 市販のお風呂用洗剤(中性)を床にまき、5分程度置き、全体の汚れを浮き上がらせましょう。
  2. 床をブラッシングし、水で洗い流します。
  3. 完全に乾燥させたら、今度はクエン酸水を床にまき、10~30分ほど置きます。 この時、黒ずみが気になる部分にはキッチンペーパーやラップなどを貼り付けてパックします。
  4. パックを外し、床をブラッシングし、中性の洗剤で再度洗います。
  5. 水洗いした後、もう一度床を乾燥させます。
  6. 次に、重曹を床にまきます。重曹水でもOKです。
  7. 5分置いた後、床をブラッシングします。その後、中性の洗剤で再度洗います。
  8. 水洗いした後も汚れが気になる場合は、3~7を繰り返します。

床をブラッシングする時は、繊維の細かいスポンジや歯ブラシなどを使用すると汚れが落としやすいです。

手荒れを防ぐため、必ずゴム手袋をはめて作業するようにしましょう。